「はい、こんにちは。来てくれてありがとう♪」人懐っこく、こぼれんばかりの笑顔でいつも出迎えてくれるシルヴィさん。こちらもつられていつも笑顔になります。
彼女とはいつ出会ったの??という位、昔からの友達のように思わせてくれるのですが… 実は半年程前、私も石巻市で雑貨店を営む店長さんを通じイベントで出会いました。
初めて会った時、「が…外人さんだ!言葉は通じないよな~…」とタジタジの私に上手な日本語で気さくに話しかけてくれ、一瞬にしてホッと心をほぐしてくれました。 その後も交流を深め、アルゼンチンのお料理教室にも参加させて貰いました。先生もアルゼンチンの方でシルヴィさんと二人で、ニョッキやコルネパンを「簡単に作れそう!」と感じさせながら教えてくれました。歌や踊りも交えて皆を楽しく有意義な時間を過ごせるよう工夫してくれ、まさに日本の「おもてなしの心」がここには有る!と思いました。
3.11以降、皆おもてに出さずとも心に様々な悩みを抱えながら生活していると思います。それが癒えるまでには長い長い年月が必要でしょう…
でも、シルヴィさん達のボランティア団体「心の港」の方々の笑顔が、次の笑顔へと波紋のように広がり、1人でも多くの方の心をホッコリ温めてくれます。このような活動はこれからも必要であり続けて欲しいと思います。
「港は船を大海に送り出し、長い航海を経た船を迎え入れゆっくり休ませる」 「心の港」が、1人でも多くの方の「港」になれますように☆
牧子