2015年3月10日火曜日

3.11 〜 希望の象徴であることを

菅原マリフェさんは岩手県陸前高田市に住んでいます。20年前にフィリピンから日本へ来ました。震災をきっかけにPAGASAを立ち上げ、そのリーダーとなりました。PAGASA とは教会のフィリピンのグループです。
タガログ語で「PAGASA]は希望という意味です。

菅原さんから3.11のメッセージを載せたいと思います。



   今年の3月11日で東日本大震災から4年経ちます。
東北に住んでいるフィリピン人にとっても忘れがたい経験ですし、もう二度と経験したくないことです。
   しかし、この出来事は私たちに多くの学びをもたらしました。心に深く刻み込まれ生涯忘れることができない学びとなりました。
この震災によって私たちは神様と、より近くなりました。
   その日から、諦めず、立ち上がり、新しい生活を切り開くために、かつて理解し合えないと互いに思っていた人たちとも手を取り合い、助け合うことを大切にする日々が始まりました。
   新しい生活を始めるのに遅すぎるということはありません。
フィリピンの人々は諦めない、そして前向きな気持ちを持っている人たちです。
私はPAGASA を代表して皆さまに伝えます、私たちは被害者ではないということを。私たちは希望の象徴であることを。

菅原マリフェ





0 件のコメント:

コメントを投稿